臨時農業生産情報(台風第10号に対する技術対策)について

2019年8月16日

 青森県「攻めの農林水産業」推進本部より、下記の通り通知がありましたので、

気象災害に十分注意するとともに、被害の防止に努めましょう。


 

臨時農業生産情報(台風第10号に対する技術対策)

                               令和元年8月15日
                       青森県「攻めの農林水産業」推進本部


 


  青森地方気象台によると、青森県では、台風第10号の接近により、16日午後から次第に風雨が強まる見込みです。
  今後の気象情報に十分注意し、次の点に留意して、被害の未然防止と軽減に努めてください。


 

【事前対策】
1 りんご等果樹
(1)防風ネットを張り、破れている部分は補修する。
(2)りんごのわい化樹や幼木は、倒木しやすいので、支柱のぐらつきや主幹との結束状況を点検し、補強する。
(3)ぶどうの垣根、なし棚、ハウス施設等は、点検し、支柱等で補強する。


 


2 水稲
(1)浸水・冠水被害防止のため、排水路の清掃や補修、畦畔の補強を行う。
(2)強風や乾風による葉先枯れ、籾の白化や褐変を防ぐため、6cm前後の水深とする。


 


3 畑作・野菜・花き
(1)ほ場や施設周辺に排水溝を設けるなどの排水対策を行う。
(2)ビニールハウスやトンネルでは、倒壊したり被覆資材が飛散しないよう施設の点検補修を行うとともに、マイカ線や支柱などで補強する。
(3)ながいもなどの支柱は、倒れないように補強する。


 


4 畜産
(1)畜舎に雨水が流入した場合に備え、早めに除ふん作業を済ませ、紙袋の飼料などは浸水しない場所に移動する。
(2)低地や排水の悪い飼料畑は、溝を設けるなどの排水対策を行う。
(3)ロールベールサイレージはストレッチフィルムの破損を防ぐため、シート等で覆う。
(4)畜舎等は、破損を防ぐため、支柱等で補強するとともに、シャッターや窓などを完全に閉める。


 


5 農地・農林業用施設
(1)ため池は、貯水位が高い場合には放流して水位を十分に低下させておくとともに、洪水吐、水門等を点検し、通水の阻害となる土砂、ゴミや流木等の除去に努
  める。
(2)水路は、水門が適正に閉じているあるいは開いていることを確認し、通水の阻害となる土砂、ゴミや流木等の除去に努める。


 


【事後対策】
1 共通の対策
(1)地盤が緩み崩壊の恐れがある農地・林地及び農道・林道並びに増水中の河川などには、絶対に近寄らないようにし、異常を発見した場合は、速やかに市町村等へ連絡する。
(2)浸水やかん水したほ場・園地では、明きょやポンプにより速やかに排水する。


 


2 りんご等果樹
(1)園地が冠水した場合は、できるだけ早く、果実や葉に付着したゴミを取り除き、泥を清水で洗い落とす。また、有袋果は除袋してから、これらの管理を行う。
(2)水に浸かった果実は区別して収穫する。傷ついたり、腐敗した果実は、速やか に取り除く。
(3)樹が倒伏した場合は、できるだけ早く起こし、支柱で支える。
(4)ぶどう等の垣根、支柱等が倒れた場合は、速やかに補修する。
(5)果実を加工用に仕向ける場合は、農薬使用上の問題がないことを確認する。


 


3 水稲
(1)土砂が流入した場合は、速やかに取り除く。
(2)畦畔や用排水路が破損した場合は、速やかに補修する。
(3)倒伏した場合は、できるだけ早く株起こしを行う。
(4)潮害を受けた場合は、直ちに散水し、稲に付着した塩分を洗い流す。


 


4 畑作・野菜・花き
(1)ながいも等の支柱が倒れたり、穴落ちしている場合は、速やかに修復する。
(2)果菜類で冠水した場合には、草勢の低下を防ぐため、摘果や早採りで着果負担を軽減する。
(3)露地野菜において種子が流出したほ場は、再度は種を行う。
(4)強風や冠水等により損傷を受けた場合は、薬剤を散布し病害の防除に努める。


 


農地・農林業用施設

(1)農地・林地・農林業用施設が被災した場合は、速やかに被災状況を市町村へ報告する。
(2)被災した農地・林地及び農林業用施設は、身の安全を確保した上で、シートで被災箇所を覆うなど、被害が拡大しないよう努める。

お問い合わせ

産業課
産業係
電話:0172-58-2111(内142)
ファクシミリ:0172-58-4751