平成27年雪原風景(冬の田んぼアート2016 with Simon Beck's Snow Art)

2018年1月25日

 

サイモン・ベック氏によるスノーアートを公開するイベントを国内初開催。また、スノーアートのライトアップを世界で初めて実施

 

 ・開催期間/2016年2月6日(土)~14日(日)の9日間 10:00~16:00

 ・スノーアートのライトアップ/2016年2月6日(土)、7日(日)、11日(木・祝)~13日(日) 16:00~19:00

 ・場所/第2田んぼアート会場(道の駅いなかだて「弥生の里」内、弥生の里展望所周辺)

 

 青森県はサイモン氏によるスノーアート制作・公開を重点枠事業として平成27年~28年度の2か年度実施することとし、村と青森県中南地域県民局の共同開催で「冬の田んぼアート2016」を開催しました。

 スノーアートの制作については、この2か年で、青森県が招へいしたサイモン氏から地元有志がスノーアート制作に係る技術指導を受け、3年目以降、スノーアートを独自制作する計画とし、「冬の田んぼアート」についても、村の新たな冬季観光の目玉として村単独で開催する計画としました。

 

 サイモン氏は、イベント開催日前日の5日9:00頃から第2田んぼアート会場の田んぼでスノーアート制作を開始し、約8時間歩き続けて広大なスノーアートを描いたほか、冬の田んぼアート2016では「冬を楽しむ!雪と遊ぶ!」をテーマに、スノーアートの公開のほかに、サイモン氏によるスノーアート制作体験ワークショップをはじめとする様々な体験プログラムも同時開催しました。

 

 

スノーアート制作体験 with Simon Beck ~サイモン・ベック氏直伝ワークショップ~

 

 ・開催日/2016年2月4日(木)  ・場所/総合案内所「遊稲の館」周辺

 

 サイモン氏は2月2日に来日後、5日間青森県に滞在し、2月8日に渡米されました。

 冬の田んぼアート開催に先駆けて、2月4日にスノーアート制作体験ワークショップ(主催:青森県中南地域県民局)を開催しました。

 ワークショップには、スノーアート制作に興味を持った県内外の方々が参加し、午前中に座学、午後にはスノーシューを履いて「遊稲の館」周辺を散策しながら、スノーアート制作を体験しました。

 また、村において将来的なスノーアートの独自制作を視野に、村の地域づくり団体の会員数名も参加しており、会員らは4日以降、サイモン氏の滞在期間中もスノーアートの制作方法や降雪時のメンテナンス方法などを学びました。

 


サイモン氏のスノーアートが消失・・・、地元有志が独自制作へ

 

 2月8日にサイモン氏が離日後、9日深夜から津軽地方は天候が悪化して多量の降雪があり、10日早朝にはサイモン氏のスノーアートは識別が困難な状態に陥ってしまいました。

 サイモン氏から スノーアートの制作方法や降雪時のメンテナンス方法などを学んでいた村の地域づくり団体の会員らは、スノーアートの復元(スノーシューによる踏み直し)を試みるものの、断続的に降る雪は踏み直した足跡もすぐに隠れてしまうほどで、広大なスノーアートの中で定めた目印は見えにくくなり、10日午前中の数時間をかけてもスノーアートの中心を通る1本の線と、スノーアート全体の楕円状の外線しか復元できませんでした。この頃にはさらに雪が降り積もり、スノーアートの面影はほとんど見えなくなっていたことから、作業にあたった会員らはサイモン氏のスノーアートの復元は困難と考え、独自制作によるスノーアートの“上描き”を検討、関係者らと協議し、天候が落ち着いてきた10日午後から制作を開始しました。

 11日にはさらにボランティアの方々も作業に加わって制作を続け、新たなスノーアートが完成しました。この様子は後日、青森県中南地域県民局からSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)でサイモン氏に伝えられ、サイモン氏からは「新しいスノーアートに感動している。彼らはよくやったと思う」と評価を得ていました。

 

 イベント最終日の14日、今度は気温の上昇と降雨に見舞われ、地面が見えるまでに雪解けが進み、地元有志が独自制作したスノーアートも消失してしまいました。この間、タイムラプス及びドローンで撮影されていたサイモン氏のスノーアート制作の様子などの映像を弥生の里展望所内で公開しつつ、展望所は無料開放としました。

 

 開催期間中、天候に恵まれた日には多くの方々がスノーアートの見学に訪れ、弥生の里展望所には延べ6,156人が入館しました。 

 

 

         
  2月4日 スノーアート制作体験 with Simon Beck ~サイモン・ベック氏直伝ワークショップ~
     
 2月5日、サイモン氏がスノーアートの制作を開始  
     
 約8時間歩き続けて、広大なスノーアートが完成  
     
 世界で初めて実施したスノーアートのライトアップ  
     
 キャンドルナイト/津軽アーティスト集団音蔵家族  2月7日は一時降雪があったものの、サイモン氏主導のもと地元有志がメンテナンス
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 2月9日深夜から再び降雪があり、10日早朝にはサイモン氏のスノーアートが消失  10日朝から地元有志がメンテナンスを試みるも雪は断続的に降り続き、コンパスでの方角確認すらも困難に。関係者らで協議し、復元を断念
     
 地元有志は新たなデザインを考え、10日午後からスノーアートを“上描き”して新たに制作  11日にはボランティアスタッフも制作作業に加わり、独自制作のスノーアートが完成
     
     
CHAWONDER/弘前市出身でアーティストのMAJIO氏が巨大な茶碗をペイント ※現在は遊稲の館に展示 そり遊び
     
スノーエンジェル イグルーづくり/NPO法人岩木山自然学校
     
雪かき体験/津軽ひろさき雪かき検定実行委員会 雪の万華鏡づくり/NPO法人harappa
     
 弥生の里凧揚げ大会/津軽凧一心会  2月14日、イベント最終日