アメリカシロヒトリについて

2014年6月26日

アメリカシロヒトリについて

アメリカシロヒトリは、夏から秋口にかけて大量に発生し、毒針毛はないため、人への直接被害はありませんが、幼虫が樹木の葉を食べ尽くすなど不快感を与えます。

 

アメリカシロヒトリの生態

通常6月から9月までに年2回(気候により3回)発生します。

成虫の体長は約10mm(羽を広げると約30mm)で、1匹で1,000個ほど桑・柿・桜・梅などの葉の裏に塊で産卵し、約1週間でふ化します。

幼虫は、体長が最大で約30mmになります。ふ化した幼虫は糸を吐いて巣を作り、約10日間集団で葉を食べ、その後は分散するため、そのまま放置すると周囲の樹木まで被害が及びます。毒針毛がないため、人間への直接被害はありませんが、大発生すると樹木を丸坊主にすることがあります。特に、2回目の幼虫が現れる8月から9月に最も被害が大きくなります。

アメリカシロヒトリは、繁殖力が非常に強く、100種類以上の樹木の葉を食害し、クルミ、カキ、サクラ、ウメ、ハナミズキ、アンズ、ヤナギ、プラタナスなどの落葉樹を好みます。

樹幹の割れ目や樹皮の隙間、浅い土中でさなぎになり越冬し、5月下旬頃に1回目の成虫が羽化します。

 

発生する時期について

気候によって変化する場合がありますが、通常、6月上旬から7月中旬と、8月上旬から9月中旬の年2回発生します。

 

防除について

巣虫防除

幼虫が分散する前に樹木等の葉にできた「巣網」を枝葉ごと切り落とし、袋に入れて燃やせるゴミに出しましょう。これが最も効果的で、環境にやさしい駆除方法です。

薬剤防除

巣虫防除が間に合わず、幼虫が分散してしまった場合には、薬剤を使用した防除が有効ですが、薬剤を散布するときは、使用基準を遵守し、人や動物、作物、洗濯物などに危害を及ぼさないようにすることはもちろん、飛散により近隣のご迷惑にならないように注意しましょう。

使用する薬剤は、対象樹木により異なる上、使用基準がありますので、詳細を農薬販売店などにお確かめください。

自分で駆除を行うことができない場合は、造園業等の業者へ依頼しましょう。

 

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